世の中には筋トレにまつわる“食事の都市伝説”が数多く存在する。。
今回も真相を確かめるため、都市伝説特派員はベテラントレーナーのニケ氏を訪ねた――。

都市伝説① 炭水化物は太るから食べないほうがいい?

先生!最近ジムで「炭水化物は食べたら太るから食べないほうがいい!」って声をよく聞くんですが、本当なんですか?

誰が先生か!!
そんな話を信じてはいけない!
炭水化物=悪 って思い込みは大きな間違い!
確かに食べすぎれば太るけど、炭水化物は筋トレや日常生活での大切なエネルギー源なんだ。
特にトレーニング前後にしっかり摂れば、筋肉の分解を防いでパフォーマンスも上がるんだよ!

ええ!じゃあ完全に抜いたら良くないんですね!?

その通り!「量」と「タイミング」を工夫することが大事なんだ。

じゃあ…脂質はどうですか?やっぱり全部カットした方が痩せますよね?
脂は身体に良くないって聞きますし。
都市伝説② 脂質は悪者?

違ーーーーう!!!
また、そんな決めつけを!!
脂質はホルモンを作る材料になったり、体を守る大事な役割があるんだ。
ポイントは「何の脂質を摂るか」。

何の脂質…というと?

例えばナッツや青魚、オリーブオイルに含まれる良質な脂質は、筋肉づくりのサポートになる。
逆に揚げ物や加工食品ばかり摂っていると、健康にも筋肉にもマイナスなんだよ。

なるほど!脂質=全部NG じゃなくて、質を選ぶことが重要なんですね。

そうだね!
まあ、脂質は三大栄養素の中で最もカロリーが高いから
脂質が多い食品を選べば、太りやすいことは間違いないんだ。
だからこそ、質にこだわって
良いものを適量摂っていきたいね!
都市伝説③ 夜食は身体作りの邪魔になる!?

では最後に…夜に食べたら全部脂肪になるっていう噂はどうなんですか!?

それもよくある都市伝説!
夜だから太るわけじゃなく、結局は一日の総摂取カロリー次第なんだ。

じゃあ夜に食べても大丈夫なんですか!?

もちろん!ただし、寝る直前に脂っこいものをドカ食いしたらダメ。
むしろ、寝る前にプロテインやヨーグルトみたいな軽めのタンパク質を摂ると、睡眠中の回復に役立つんだ。

夜食がむしろ筋肉の味方になるなんて…!!

そうなんだ!
夜は軽めにしておかないと、
内臓が休まらなくて睡眠の質が低下してしまったりすることもあるので
注意が必要だよ!
皆さん、自分に都合の良い情報を「真実」だと思い込んでいませんか?
でも、本当に正しい知識を持たないと、せっかくの努力が無駄になることもあるんです。

確かにそうですね…都市伝説に惑わされないように、正しい知識を選んでいくことが大事ですね!
こうしてまた一つ、“食事の都市伝説”が解き明かされた。
筋トレは「攻め(トレーニング)」と「守り(食事・回復)」の両輪があってこそ成功する。
都市伝説特派員の調査は続く…。
次回も我々は新たな筋トレ都市伝説の真相を追っていく。続報を待て!!

 
  
  
  
  
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