
最近ちょっとお腹周りが気になるんだよね。
ランニングとか食事制限とかしなきゃお腹引っ込まないかなぁ。

えー、ランニングとか食事制限とかツラいじゃん。

確かにー。

それなら全身 頑張らなくても部分痩せにしなよ。
腹筋やると、お腹周りが痩せるらしいよ!

そうなんだ!部分痩せだね!

そう、部分痩せ!
全身やるより簡単でいいよね!

ちょっと待ったーーー!!!

!!?

部分痩せ?
そんなこと本当に出来ると思ってるの!?

え!?部分痩せって出来ないの!?

どうやらダイエットの基本からおさらいする必要があるみたいですね…。
あなた達の明るい未来の為に!
現役パーソナルトレーナーの私が
今日はダイエットの基本的なカラダの仕組みをお話ししますね!

はい!よろしくお願いします!
①部分痩せは出来るのか?
結論から言うと、
部分痩せは出来ません。
私がパーソナルトレーナーとして
今まで何千、何万とお客様を担当してきて
部分痩せが成功した人は1人もいません。
では、なぜ部分痩せは出来ないのか?
お腹を痩せたかったら、腹筋運動ばっかりやったらお腹周りはスッキリしそうに思いますよね?
でも出来ないのには理由があるんです。
それは、
人のカラダは繋がっているからです。
あなたの
お腹の脂肪も
背中の脂肪も
二の腕の脂肪も
太ももの脂肪も
ぜーーーんぶ
あなたのカラダの同じ脂肪です。
別々のものじゃない。繋がっているひとつのカラダです。
だから、
お腹の脂肪だけ、二の腕の脂肪だけが
都合よく減っていったりはしないんです。
脂肪が減る時は全体的に。
脂肪がつく時も全体的に付いていきます。
もちろん、カラダの部位によって
脂肪が付きやすい・付きにくい部位があります。
それにも個人差があり、遺伝的な要素も関わってきますが…。
お腹が気になるからといって
腹筋ばっかりやってお腹だけに集中的にアプローチ!
↓
お腹の脂肪だけが減っていく!!
なんてことはない訳です。
脂肪を減らしたいのであれば全体的に消費する必要があります。
全体的に消費するカラダにしていくのであれば、筋トレなら断然スクワットです!
スクワットは
太もも、お尻の大きい筋肉を中心に
カラダの沢山の筋肉を使いながら動いていく運動です。
その分、消費できるエネルギー量が大きく
全身の筋肉量が効率的にUPしやすい!
つまり、基礎代謝量が上がりやすい!
すると、自分の体が脂肪を消費しやすい環境に変わる訳です!
カラダの仕組み上、
脂肪を減らす ということは
部分的にではなく全体的に考える必要があります。
②気になる部位を鍛えることは意味がないのか?
では、気になる部位を集中的に鍛えても意味がないのでしょうか?
お腹が気になる人は腹筋を集中的にやっても意味はない!?
意味はあります!
部分痩せ
つまり、特定の部位の脂肪だけが落ちていくことはありませんが
特定の部位を集中的に鍛えて筋肉を付けることは可能です。
筋肉には内側からカラダを引き締める“シェイプアップ効果”がある為、
ボディラインをより美しく出していくことが出来ます。
もちろん、筋肉の外側に脂肪層があるので
脂肪層が厚ければカラダのラインは出づらくなります。
ですが、いざダイエットをして脂肪が減ってきたときに
筋肉が付いているのと、いないのでは大違い!
気になる部位を集中的に鍛えておけば、
脂肪が減ってきたときに
キレイなカラダのラインが現れやすくなるという事です!
まとめ
部分痩せは出来ない。
カラダは繋がっていて、
脂肪は全体的に付いて、全体的に減っていく。
一部分だけが都合よく減っていくなんて事はない。
しかし、部分的に鍛える事は意味のないことではない。
部分的でも筋肉が付けば、
後に脂肪が減ったときにキレイなボディラインが現れる。
マイペースポイント
コレだけはやっておけば、カラダづくりの為の大きな前進になるワンポイント。
たくさんカロリーを消費する運動を選ぼう。
誰にだって気になる部位はあります。
お腹、二の腕、お尻、太ももetc…
全身を大きく使える運動、
筋トレならスクワット。
有酸素なら水泳でもランニングでもOK。
せっかく同じ時間やるのであれば、効果の高い運動を選びたいですね!
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