
マラソンって本当に苦手〜

50m走 遅かったんだよねー
短距離、長距離あなたはどちらが得意でしたか?
結構分かれますよね。
しかも、部活とか始める前の何の運動もしていない段階でも
短距離・長距離はどっちが得意かは、なんとなく分かれてきます。
ポテンシャルの問題?
実は速筋・遅筋という筋繊維の違いが関わっています。
今回は
この速筋・遅筋について
パーソナルトレーナー歴13年以上の私が
分かりやすくポイントを絞って解説していきます!
①速筋・遅筋ってなに?
速筋・遅筋 聞いたことはあるでしょうか?
筋肉は筋繊維の束で出来ています。
筋繊維には
速筋繊維と遅筋繊維があり、
その割合は生まれながらに決まっていると言われています。
速筋繊維=瞬発系を得意とする筋肉
遅筋繊維=持久系を得意とする筋肉
つまり、
速筋繊維が多い人は瞬発系を得意とする
短距離走型
遅筋繊維が多い人は持久系を得意とする
長距離走型
と言えるでしょう。
この割合が生まれながらに決まっているというのですから、
小さい頃からなんとなく短距離型、長距離型に分かれているのも納得ですね。
では、この得意・不得意は一生変わらずに
不得意を伸ばしたりする事はできないのでしょうか??
②どちらかだけを鍛えることは出来るのか?
速筋、遅筋どちらかだけを集中的に鍛えることは出来るのでしょうか?
結論:どちらかだけを集中的に鍛えることは出来ます!
速筋繊維・遅筋繊維
生まれながらに割合は決まっていますが、
筋繊維を鍛えて太くする事は出来ます。
筋繊維は太くなれば大きな力を発揮出来るようになります。
得意を伸ばしたり、苦手をカバーする為に
鍛えることは出来るのです。
ただし、何度も言うようですが筋繊維の元々の割合は変わりません。
なので例えば
速筋 1 : 遅筋9 の割合の人が
苦手な速筋を鍛えたとしても
速筋 9 : 遅筋 1 の人に
勝てるか?というと難しいかもしれません。
もし、運動を始めたい
何かの競技で1番を取りたい
と思うのであれば
元々の得意不得意はとても重要になってくるでしょう。
一流のプロアスリートなどは、
このポテンシャルも活かしながら、得意な分野を更に伸ばしていった人達がかなり多いでしょう。
③カラダづくり的にはどちらがいい?
速筋・遅筋 運動能力に影響が出てくることはなんとなくわかりましたね。
では、カラダづくり的にはどちらの筋肉を優先して鍛えたほうがいいのでしょうか?
まあ、一言にカラダづくりと言っても範囲が広い言葉なので
今回は
痩せたり、大きくしたり、カッコよくしたり、
見た目的な要素が大きいことに対して
という意味で説明します。
カラダづくり的には…
速筋繊維を鍛えるほうに軍配があがります!
速筋繊維のほうが遅筋繊維に比べて
筋肥大しやすいという特徴があります。
つまり、筋肉のボリュームを出しやすいということです。
筋肉のボリュームが出ると、ボディラインに影響が出やすくなります。
また、筋肥大しやすいということで
全身の筋肉量の増加に繋がり、基礎代謝量があがり、消費しやすく痩せやすい環境づくりに役立ちます。
逆に遅筋繊維は筋肥大はしにくいので、
ボディラインや基礎代謝には影響は出にくいと言えます。
ただ、それが悪いということではなく
カラダづくりとして見た時には
速筋繊維を中心に鍛えたほうが見た目に反映されやすいですよということです。
単純にオリンピックの
100mの選手とマラソンの選手のカラダをイメージすれば分かりやすいと思います。
まとめ
●速筋繊維
瞬発力を発揮することを得意とする筋肉。
短距離走型の筋肉とも呼ばれる。
筋肥大しやすく、カラダづくりに向いている。
●遅筋繊維
持久力を発揮することを得意とする筋肉。
長距離型の筋肉とも呼ばれる。
筋肥大はあまりしないが、運動や動作のパフォーマンスを高めることを得意とする。
生まれながらに筋繊維の割合は決まっていて、
それを変えることは出来ない。
ただし、集中的にどちらかを鍛えていく事は出来る。
カラダづくりに向いているのは速筋繊維だと言えるでしょう。
どちらが優れているという訳ではなく、
どちらも重要な筋肉です。
目的に応じて
集中的に鍛える方を選ぶのも一つの手ですね!
マイペースポイント
コレだけやっておけば、カラダ作りの為に大きく前進できるワンポイント!
筋トレを始めてみよう!
なんでもいいので、1日スクワット20回!とか、腹筋30回!
とかなんでもいいので筋トレをしてみてください。
まずはやってみること!それでコレなら続けられそうだからやってみようかな。
が少しでも見つかれば最高ですよね♪
まずは出来る範囲で。マイペースにやっていきましょう!
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