筋トレと有酸素運動
どちらを先に行ったほうが良いのでしょう?
私もお客様から今までに何度も質問を受けたことがあります。
せっかく両方やるなら、効率よくやりたいですよね?
自分にメリットの大きいほうを選びたいですよね。
という訳で今回は、
筋トレ と 有酸素運動 どっちを先にやったほうがいいの!?
簡単に分かりやすくお伝えします!

①筋トレを先にやるメリット
筋トレと有酸素運動。
筋トレを先にやるメリットは
ズバリ 脂肪燃焼効率が上がること!
脂肪は 分解してから燃焼 されます。
脂肪=中性脂肪は、
そのまま勝手に消費されることはありません。
身体がエネルギーとして中性脂肪を使うには、遊離脂肪酸という状態に分解する必要があります。
人間は寒さを感じたり、
運動してエネルギーが必要になったりすると交感神経が活発に働きます。
すると、リパーゼという酵素が活性化され、
中性脂肪を 遊離脂肪酸とグリセロール に分解します。
つまり、筋トレ中には交感神経が活発化して
脂肪(中性脂肪)を一生懸命分解してくれる訳です。
その、分解して燃えやすくなった脂肪をどう使うかというと、それが有酸素運動!
筋トレが糖質を主なエネルギー源とするのに対して、
有酸素運動は脂質もエネルギー源として動きます。
ということは!
筋トレをする
↓
脂肪が分解される
↓
脂肪を燃やせる準備万端!
↓
有酸素運動をして脂質をエネルギー源として使う!
↓
これが脂肪燃焼!
という訳です。
よく、有酸素運動は20分以上やらないと効果ない。みたいなこと聞いた事ありませんか?
あれは、最初の20分で脂肪の分解作業を行なっていて、その後に脂肪燃焼が始まるからなんですね。
筋トレ後の有酸素運動は、
脂肪燃焼効率が高まっている状態で有酸素運動をスタート出来る。
それが最大のメリットと言えるでしょう!
②有酸素運動を先にやるメリット
では反対に
筋トレより有酸素運動を先にやるメリットはあるのでしょうか?
それは筋トレのクオリティを高めることに繋がるということ!
筋トレ前に有酸素運動をすることで、
心拍数が上昇し、血流が良くなっていくことで、筋肉の温度が上昇して、筋肉の動きが良くなります。
つまり、ウォーミングアップになるということです。
ウォーミングアップ、馬鹿に出来ませんよ。
充分なウォーミングアップがされているか否かで、筋トレのパフォーマンスは大きく変わりますし、怪我のリスクも軽減出来ます。
筋トレで一番気を付けなければいけないのは、怪我をしてしまう事です。
少し筋トレに慣れてきた頃に、大体みんな怪我をします。
ウォーミングアップが不十分だった事が原因で、怪我に繋がるケースというのはよくあります!
そして、パフォーマンスが上がるという事は
結果的にカラダの変化も大きくなるという事です。
やはり、良いフォーム、良い可動域、良い重量でしっかり刺激を入れる事ができたほうが
カラダもそれに応えてくれるという訳です。
筋トレのパフォーマンスアップと怪我のリスク低下 これが最大のメリットと言えるでしょう。
まとめ
筋トレ後に有酸素運動を行うと
脂肪燃焼効率が高まる!
筋トレ前に有酸素運動を行うと
筋トレのパフォーマンスアップと怪我のリスクヘッジになる!
どちらでもメリットはあります。
どちらを選べば良いかは、あなたの目的に合わせましょう!
脂肪を減らして行きたいのか?
より筋トレのパフォーマンスを高めていきたいのか。
どちらにせよ、
筋トレ+有酸素運動を取り入れることは
あなたにとって大きなメリットを生み出せるでしょう!
マイペースポイント
まずはコレだけでもやっておけば、カラダづくりの為の大きな一歩になるワンポイント!
有酸素運動をやってみよう♪
全然、ウォーキング。お散歩でいいです。
有酸素運動もメリット沢山ですよ〜。
まずは出来る範囲で、マイペースにやっていきましょう♪
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