筋トレとストレッチはどちらを先にやったほうが効果的なのでしょうか?
せっかくやるなら自分にとってメリットの大きい方を選びたいですよね!
前回の筋トレと有酸素運動どっちが先!?
に続いて、どっちが先かシリーズ第二弾!
と題しまして、
筋トレとストレッチどっちが先か?
これをやっていきたいと思います!
これも運動を続けていると、よく出る疑問ですね。
今回もポイントを抑えて、簡単に分かりやすく説明していきます。

①筋トレを先にやる
筋トレを先にやるメリットは
ストレッチの効果を最大限に活かすことが出来ること。
筋トレをすると、筋肉が収縮・伸張(伸び縮み)を繰り返します。
すると、血流が促進されて全身に血液が行き渡っていき、筋肉や腱・靭帯といった組織が温まっていきます。
身体は適切な温度になると、柔らかくなります。
例えば、牛・豚・鶏なんかのお肉を想像してください。
常温で外に出されているときと、
冷蔵庫で冷たーくなっているときは
どっちのほうが柔らかいでしょうか?
そう、常温のときですね。
お肉(筋肉)は冷えると少し硬くなります。
硬くなると、伸び縮みしづらい。
逆に、ある程度温まって適切な温度でいられる時には柔らかくなります。
つまり、筋トレをして
温まった状態の身体はストレッチをしても伸びやすい。
冷えている身体は伸びにくいのです。
よく、ストレッチはお風呂上がりにしたほうがいい とか聞いたことありませんか?
これは、筋温(筋肉の温度)が高いので
伸びやすく、ストレッチの効果を最大限に引き出すことが出来るんですね。
逆に朝イチなどの体温が低いときにストレッチをすると、イマイチ伸びにくいんですね。
②ストレッチを先にやる
ストレッチを先にやると、筋トレの効果が低下すると言われています。
運動の前は準備体操の様にグッグッと伸ばしたり動かす様な、動的ストレッチが良いとされています。
一般的なストレッチの様にグーッと伸ばすストレッチは静的ストレッチと呼ばれ、運動前にやってしまうと筋肉が伸びてしまい、
筋肉の運動中に行われる伸び縮みの作用に影響を与えてしまう可能性があります。
静的ストレッチは運動後に行うのが一般的に良いとされています。
ただし、今説明したこれらは教科書的な答えです。
私が今までパーソナルトレーナーとして、多くの人たちのトレーニングを経て、出した答えは少し違います。
③あなたならどっち!?
私の考えとしては、どっちでもいい です笑
いや、真剣です。聞いてください。
筋トレ後のストレッチは、前述の通りで
筋温が上がっている状態なのでオススメではありますが、
筋トレ前のストレッチだって全然やってOKだと私は思っています。
筋トレ前にストレッチをすると、
筋トレのパフォーマンスが低下すると書きましたが、
正直これは筋トレ初心者が実感するレベルではありません。
日々、筋トレを何年も続けてきた人なら感じるかもしれませんが、週1回程度の筋トレをしている人であれば、まず感じられないでしょう。
むしろ、運動不足の人やデスクワークで普段身体を動かす機会の少ない人なら、
筋トレ前にストレッチをする事で
身体の緊張がほぐされて、よりスムーズな動きになる可能性も高いです。
つまり、余程の筋トレ上級者やアスリートでなければ
筋トレ前のストレッチによるパフォーマンス低下は分からないという事です。
そんな事より、普段の固まった身体を筋トレ前にほぐしてあげるメリットのほうが大きいと私は考えています。
まとめ
●筋トレ(先) ストレッチ(後)
ストレッチの効果を最大限に活かすことが出来る
●ストレッチ(先) 筋トレ(後)
筋トレのパフォーマンスを招く?
→むしろ運動不足の人なら、筋トレ前にストレッチをする事で
身体の緊張がほぐされて、よりスムーズな動きになる可能性も高い。
筋トレとストレッチを組み合わせることは
デメリットとして考えられることは少ない。(アスリートや筋トレガチ勢は別として)
筋トレにストレッチも加えることで、
結果的に怪我のリスク低下や、筋トレの効果UPに繋がるでしょう!
マイペースポイント
まずはコレだけでもやっておけば、カラダづくりの為の大きな一歩になるワンポイント!
ストレッチをやってみよう
まずはどこでもいいのでお風呂上がりの
身体が伸びやすいタイミングでストレッチをしてみましょう。
自分の知ってるストレッチでいいです。
ゆっくり息を吐きながら、無理せず少し痛いかな〜くらいのところで止めて30秒ガマン!
これを続けられれば、カラダは少しづつ変わっていきますよ♪
自分のできる範囲で、マイペースにやっていきましょう♪
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