脂肪がある状態で筋肉付けると、脂肪が落ちなくなっちゃうらしい!
こんな話、聞いたことありませんか?
私は年間延べ2000人以上を担当するパーソナルトレーナーをしていますが、
この話、今までに何度も聞いたことがあります。
これって本当なのでしょうか?
痩せてから筋肉は付けたほうがいいのか。
筋肉を付けてから痩せたほうがいいのか。
筋肉を付けることと、痩せること
順番なんてあるのでしょうか?
という訳で今回は!
筋肉を付けること/痩せること の順番について、3つのポイントに絞って簡単に解説していきます!
①痩せてから筋肉は付けたほうがいいのか。
よく耳にする、
『脂肪がある状態で筋肉付けると、脂肪が落ちなくなっちゃうらしい』
つまり、まず痩せてから筋肉は付けたほうがいい。という考え方。
これってどうなのか!?
結論から言うと、
そんなことはありません。
脂肪がある状態で筋肉を付けても、
脂肪が落ちにくくなるなんてことはありません。
まず、痩せてから筋肉付けたほうがいい!という考え方は、
どこから来たのかわかりませんが
どちらかと言えば非効率。
ボディビルダーやボディコンテストに出る人が、まずカラダを大きくしてから絞っていくというのを聞いたことはありませんか?
ボディメイクの世界では
それが最も効率的なカラダの作り方だからです。
すごく簡単に言うなら、
脂肪もある状態のカラダって
豊富な栄養を蓄えた土がある畑。
その畑では筋肉という作物はスクスクと育つわけです。
反対に栄養のない痩せた土地、枯れた畑に作物は育ちにくいですよね?
つまり、そういうこと。
脂肪がある状態のほうが
筋肉は育ちやすい傾向にあります。
②筋肉を付けてから痩せたほうがいいのか。
まず、筋肉を付けてから痩せる。
順番を付けるなら、
これが正解と言えるでしょう。
それはなぜか?
まず、大前提に
筋肉を付けること=合成
脂肪を落とすこと=分解
この、合成と分解という正反対の作業を
カラダの中で同時に起こすというのは、実はとても難しい事なんです。
つまり、“筋肉を付けながら脂肪を落とす”これが皆んな理想なんですけど、
実はめちゃめちゃ難しいこと言ってるんです。
そこで、効率の良い方法を選ぶとすると
合成に集中する。
筋肉を付ける時は筋肉を付けることに集中する。→俗に言う増量。
分解に集中する。
脂肪を落とす時には脂肪を落とすことに集中する。→俗に言う減量。
これらを分けて行ったほうが、効率的にカラダの変化を起こすことが出来るということです。
③結論、どうすればいいの?
効率的なのは
筋肉を付けてから脂肪を落とすこと。
これは分かりました。
だけど一つ、大きな問題点が。
筋肉を付けることに集中する=つまり増量する事にした場合、
一旦、筋肉も脂肪も付けることになります。
つ、ま、り、ちょっと全体的に大きくなっちゃう?
それって、スタイリッシュなシュッとしたカラダを目指している人からしたら大問題ですよね。
だって、理想の逆行っちゃうことになりますからね。
先ほど私は、確かに
筋肉を付けること(合成)と
脂肪を落とすこと(分解)を
同時に起こすことは難しい と言いました。
ですが!不可能ではありません!
特に、これから筋トレ始めます!みたいな人は大チャンス。
脂肪を落としながら、筋肉を付けるという変化も起こりやすい!
カラダづくりでは、初動がボーナスチャンス!
初めのほうが変化が大きい!
痩せようかなー、どうしようかなー
筋トレやってみようかなー
なんて思っている人は大チャンス!
これから始める人が、一番変化が大きいんです。
なので私の出す結論は、、、
とにかくやったほうがいい。
効率的な方法はありますが、何はともあれ始めないと変わりません。
とにかく始めてみることが第一です♪
まとめ
痩せてから筋肉は付けたほうがいいのか。
筋肉を付けてから痩せたほうがいいのか。
筋肉を付けてから痩せたほうが、最も効率的!
筋肉を付けること(合成)
脂肪を落とすこと(分解)
はそれぞれ分けて行ったほうが効率的!
でも、そんなことより何よりも
スタートすることが大切!
効率的な方法はありますが、
始めなければ何も変わりません。
変わりたいのなら
まずは何か動き出してみましょう♪
マイペースポイント
まずはコレだけでもやっておけば、カラダづくりの為の大きな一歩になるワンポイント!
スクワット10回やってみよう🐇
まず、1日にスクワット10回やってみましょう。
それだけでいいの!?カラダ変わるの!?
と、言われると難しいかもしれませんが笑、
そこから始めて、それが継続したら何か変わるかも!?
“自分の出来る”を見つけて、“出来る”を増やしていきましょう!
まずは無理せず出来る範囲で。マイペースにやっていきましょう♪
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